別の惑星 another planet 2005 7 21
18日、モスクワ発、時事通信社のニュースによると、
欧州議会が、北方領土の返還をロシアに促す決議を採択したことに対して、
ロシア政府の高官は、
「ばかげている。欧州議会は、別の惑星にいるようだ」と述べたそうです。
最近、「スターウォーズ」というハリウッド映画が流行していますからね。
北方領土の問題は、ロシア政府にとっては、デリケートな問題ですから、
とやかく他人から言われたくないという思いが、「別の惑星」となったのでしょう。
相変わらず、キリスト教国とイスラム教国が、「犬猿の仲」となっていますが、
欧州はともかく、アメリカとロシアも、「犬猿の仲」に近いものがあります。
こうした国々は、太古の昔に、どこか「別の惑星」から移住してきて、
地球に住み着いているのかと思いたくなるような「仲の悪さ」です。
それぞれ違う「別の惑星」出身だから、仲良く地球に住めないのかと思いたくなります。
21世紀中には、こうした「犬猿の仲」を克服したいものです。
肌の色、瞳の色、髪の毛の色、体格の違い、文化の違い、生活習慣の違い。
こうした違いは、些細な違いであり、それを乗り越えて、共存共栄をすべきです。
早く、地球内部が平和になって、宇宙時代を迎えたいものです。
さて、早く暇を見つけて、「スターウォーズ」を見に行きたいと思っています。
そういえば、先月、欧州憲法をめぐる混乱に乗じて、
イタリアの閣僚が、リラ復活(イタリアの通貨)を提唱した時も、
他の国の閣僚から、「ばかげている」という発言がありましたね。
「ばかげている」とは、外交用語なのでしょうか。